CHIHIRO
伊藤 千尋Edy事業本部モバイル企画チーム現在の職務内容
「楽天Edy」のモバイルアプリに関わる仕事を担当しています。既に提供しているサービスの改善や、新しいサービスの企画・設計・デザイン等を行っています。
簡単な経歴
2012年4月に新卒として楽天に入社し、研修期間を経て同年9月にEdyの編成部という部署に配属されました。
配属後は、メールマガジンの配信やモバイルアプリを利用していただいている方へのPush通知の配信を担当し、どのようなコンテンツやレイアウトにすればお客様により一層興味を持っていただけるかを考え、学びながら担当していました。
2014年の11月に、編成部からモバイルアプリのUIUXに携わる部署へ異動しました。当時、モバイルアプリをフルリニューアルするプロジェクトが立ち上がり、そのプロジェクトの一員として参加させていただきました。それ以降、現在に至るまでモバイルアプリのサービス企画やUIUXに関する部署に所属しています。
長くEdyにいる中で感じる変化は?
一方で変わらないと感じることは?
入社したての頃と今を比較すると、新しいメンバーを育てる体制が改善されていると感じます。新メンバーに向けてサービス毎の仕様勉強会を開催したり、データ抽出や分析方法を学ぶために既存社員がサポートで付きながら問題を解いていく研修を設けたり、自分の担当するプロダクト以外の知識を得る機会を多く作ることで、多角的観点からサービスを検討することができるような仕組みができてきていると思います。
また、楽天グループ全体での知識や技術の共有体制も改善されているので、より効率的・効果的に業務を行なうことができるようになっていると感じます。例えば、ペイメント社に所属しながらも楽天グループの各expert teamの力を借りてユーザーテストを開催したり、マーケティングツールを開発してもらったり、楽天グループならではの強みをより感じています。
一方、入社してから変わらないと感じるのは、入社年月に関わらず責任を伴うプロジェクトを担当できることとスピード感ですね。入社してからすぐにプロジェクトリーダーを担当し、プロジェクトを通して学ぶ体制になっているので、今まで培ってきた知識を活かしながらすぐに活躍する機会があると思います。また、一人ひとりの裁量が大きいのでスピード感を持って業務をすすめることができると感じます。もちろん裁量が大きい分責任も伴うので大変ですが、とてもやりがいを感じることができます。
楽天賞MVPを受賞した時のエピソード
2019年3月にリリースした、おサイフケータイ端末故障・盗難・紛失時のプロジェクトで楽天賞MVPをいただきました。
楽天Edyをご利用いただいているお客様のために、社内でもずっと実現したいという思いがあったサービスですが、実現するには多くの課題がありました。
いざサービスの実現に向けて具体的に動き出そうとなった時に、そのプロジェクトリーダーを任していただくことになりました。30人以上のプロジェクトメンバーや関係者とともに、サービス設計からリリースまで1年以上かけて実現することができました。MVPを受賞できたこと自体ももちろん嬉しかったですが、賞をいただいたことで、プロジェクトに関わった全てのメンバーにこのサービスの重要性と凄さを証明できたことが何よりも嬉しかったです。
ペイメントへの入社を検討している方へのメッセージ
決済サービスは、システム、セキュリティ、法律観点から制限も多く、サービスを検討する中で難しいことが多いですが、そのなかで如何に安全で使いやすいサービスにするかを考えることはとてもやりがいを感じます。
また、一緒に働いているメンバーは様々な国籍の人がおり、多角的な観点からサービスを検討し、作り上げることができる環境は本当に楽しいですし、勉強になります。
日本の決済環境はこれからどんどん進化していくと思うので、みなさんと一緒に素晴らしいサービスを作っていけることを楽しみにしています。
千尋さんの一日の流れ
9時の始業とともにスタートする部全体の朝会かんたんな連絡や報告が行われます。
週に1回行うチームミーティングは、プロジェクトごとに行います。作業の進み具合などを報告しあいます。
社内のカフェテリアは、多くの社員で混雑するため、早めに昼食をとります。
デザイナーから上がってきたデータをチェックし、電話で修正依頼をします。
2週間に1度、上司との面談を行います。なんでも気軽に相談できる環境です。
設計書は、デザイナーやエンジニアにわかりやすいように仕上げます。